動物との暮らし


私の家には私が物覚えがついたころから犬が一匹いた。一般に言われる雑種の犬だ。

それから私が二十歳を過ぎる頃までは必ず一匹か二匹の犬が一緒に暮らしていた。私は犬以外の

動物、猫や鳥それ以外も好きだった。その頃一般的に飼われているのは犬や猫や鳥だった為、

私の家でも犬を飼っていた。私は猫も好きだったのだが母が犬は好きなのだが何故か猫は嫌い

だったので犬をずっと飼っていた。

私が記憶にある限り一番最初に飼っていた犬が亡くなった後、次に我が家に迎えられた犬は

母が勤めていた会社の関係施設のゴルフ場のクラブハウスで保護された雑種の犬だった。

キャメルカラーのスマートな犬で譲り受けたときはとても小さくコロコロしたかわいい犬だった。

父に割と立派な犬小屋を作ってもらいかわいがっていた。そのうち体も大きくなり番犬には丁度

良い体格になり留守を見守っていてくれたものだ。そして私が小学3年生の頃同じクラスの同級生

に学校帰りに一緒に来てほしいと、とある竹藪へ連れていかれそこには真っ黒の小さな毛むくじゃら

の犬がつながれていた。その同級生が言うには、自分の家では犬を飼ってもらえない為この犬を

飼ってやってもらえないかということだった。私は躊躇せず連れて帰った。事情を母に話して

何とか飼ってもらえないか説得した。しかし我が家にはすでに犬が一匹いた為、返してきなさいと

言われた。私はその犬があまりにも可愛かったため泣いて母にお願いし何とか了解を得た。

しばらく飼っていても体があまり大きくならないのを見てこれは室内犬かもしれないと、お風呂で

体を綺麗に洗って家の中に入れてみると結構いい犬に見える。そして物覚えが良く賢い。母も

とても気に入ってしまい完全に室内犬として飼う事になった。

私にもとてもなついてくれて常にそばにいてくれる存在に。しかし犬は人間と違い寿命というものが

短い。その犬は家の中で暮らしており一緒にいる時間も長かったため特に愛情深かったため亡くなった

時はほんとに悲しみが深かった。それ以来動物を飼うのをやめていた。死による別れが辛いからだ。

あれから30年。今我が家には一匹の猫がいる。娘たちが飼いたいとせがんできたためだ。

今その猫は、猫を嫌っていた母に一番なついている。母もなついてくれる為とても可愛がってくれている。

動物は命の大切さや尊さを身をもって教えてくれる。亡くなった時の悲しみがるからこそ飼った方が

いいのかもしれない。




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